ご家庭で衣服を洗濯したら失敗しちゃった!なんて事ありませんか?
かといって、いつもクリーニングには出していられないし…
そんな時に知っていて役立つのは簡単で正しいホームクリーニング。
上手にお洗濯すれば衣服も長持ちしますよ。

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Lesson1:天然繊維・化学繊維の特徴
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Lesson2:ご家庭洗濯のコツ教えます

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Lesson3:家庭用洗剤の扱い方(2004/3/30追加)
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Lesson4:家庭用洗剤の扱い方(2004/5/7追加)
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Lesson5:シミ抜きテクニック(2004/6/14追加)
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Lesson6:アイロンかけ上達のコツ(2004/7/20追加) New!
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 ポケットの中、シミ・ほころび・ボタンの点検を忘れずに

ポケットの中身の確認、ほころびは補修が済んでからクリーニングに出すようにしましょう。ニット製品は破れた部分が広がってしまうので要注意です。
 ボタンは、とれかけのものはつけ直し、飾りボタンや高価なボタンはとりはずしておくこと。シミのついた衣類は、できるだけ早く出すように心がけ何のシミか、いつついたのかをクリーニング店に話をしておくことが大切です。

 ビニール袋は必ずはずして保管

衣類の入っているビニール袋は、家庭での保管のためでなく、あくまでも汚れ防止のために入っているもの。クリーニング店では、ふんわり仕上げのためなどにスチームを使うので、湿気がこもったままビニールをかけられてしまうことがあり、カビなどの原因になります。戻ってきた衣類は、家で必ずビニール袋から取り出し、カバーが必要な場合は通気性のよい布・和紙などの保管用を使うとよいでしょう。

LESSON1天然繊維・化学繊維の特徴

 

天然繊維の特徴
綿
丈夫で吸湿性・耐熱性・通気性に富む
シワになりやすく縮みやすい
日光に当てると黄変する

吸湿性・保湿性がある。弾力がありシワになりにくい
ぬれると縮みやすくなる
熱・アルカリ・虫害に弱く、日光で黄変する

丈夫で吸湿性に富み、涼感がある
シワになりやすくケバ立ちやすい
表面がなめらかで光沢がある

しなやかで光沢に富む
シワになりやすい
熱・アルカリ・日光・摩擦・薬品に弱い。
色落ちしやすい


化学繊維の特徴
ナイロン
しなやかで丈夫だが、日光で黄変しやすい
弾力に富む
軽く、乾きやすいが吸湿性が少ない
虫、カビ、アルカリに強い
 
ポリエステル
軽くて丈夫で、シワになりにくく、縮みにくい
吸湿性が少なく、静電気が起こりやすい
合成繊維中、もっとも熱に強い。再汚染を受けやすい
アクリル
静電気が起きやすいので汚れが付きやすく、毛玉ができやすい
軽く、弾力があるのでシワにならない
毛と同じ風合いがあり暖かい
ポリウレタン
丈伸縮性があり軽いが塩素系漂白剤で黄変する
日光にも弱い
レーヨン・キュプラ
肌触りがよく、なめらか
シワになりやすく、ぬれると弱い

アセテート
絹に似た感触があり、絹同様に摩擦、アルカリに弱い
シワが取れにくい


LESSON2ご家庭洗濯のコツ教えます

 

洗濯時間は6〜7分が目安

洗濯時間は、洗濯機の種類や汚れ方によっても違いますが、普通6〜7分が最大で15分が限界です。それ以上の時間をかけても洗浄力はほとんど変わりません。かえって生地や衣類の損傷の原因になってしまいます。

取扱い絵表示と品質表示の確認が大切

衣類を初めて洗う時に気になるのは洗濯機で洗うか、手洗いするかということです。もちろん取扱絵表示の確認が大切ですが、洗濯機で洗えるものの基本といえば日常的な衣類(ワイシャツ・下着・シーツなど)、素材でいうと綿、麻、合成繊維とこれらの混紡です。
また、麻の衣類でもおしゃれ着なら、洗濯機よりも手洗いがおすすめですし、ウールでも普段着のセーターなら、弱水流で洗濯機洗いができます。ほかに洗いにくい繊維でも、洗う時間を短くしたり、洗濯ネットを使ったり、すすぎだけ手で行うなどの工夫で洗濯機でも十分洗えます。

 
繊維の種類
洗いやすい 綿、麻、ポリエステル、アクリルなどの合成繊維
洗いにくい 毛、絹、レーヨンなどの再生繊維、アセテート等の半合成繊維
LESSON3:家庭用洗剤の扱い方

 

トラブルを防ぐために、
洗剤をよく溶かしてから使うこと

 水(またはお湯)と洗剤を入れて洗濯機を回し、よくかきまわしてから洗濯物を入れます。先に洗濯物を入れ、その上から洗剤と水を入れると、蛍光剤が入った洗剤では、洗濯物が蛍光剤に反応して部分的に色ムラになる場合があります。
 水とお湯では溶け方が違いますが、必ず洗剤をよく溶かしてから洗濯物を入れるようにしましょう。

洗濯水の適温は40℃

 洗濯水の温度は、高いほど汚れ落ちが良く、適温は40℃と言われていますがそれは無理でもできるだけ温かいお湯を使いたいものです。ただし、温度があまり高くても、色落ちしたり生地を傷めてしまう場合があります。
 ふつう、水道水の温度は夏場で20℃ぐらいですが、冬は温度が下がるので汚れ落ちが悪くなります。したがってお風呂の残り湯を利用したり、お湯を足すなどの工夫が必要です。


洗剤の「蛍光剤配合」に注意

 普段着の洗濯(洗濯機)の場合は、弱アルカリ性洗剤を使いますが、色ツヤや風合いを大切にしたいおしゃれ着の洗濯(ウール、シルク、デリケートな衣類など)には、中性洗剤を使います。
 また、ウールやシルク以外でも、生なりやパステルカラーの衣類は、蛍光剤入りを使うと白っぽくなってしまうので蛍光剤無配合を使うように注意しましょう。


色落ちが心配なら低温で手早く

 色落ちが心配な濃い色の衣類は、水を使って手早く洗います。液の温度が高過ぎると色落ちしやすくなるからです。
 また、衣類の繊維によっても洗濯温度が違ってきます。ウールなら30℃、シルクやレーヨンなら20℃が適温です。

 

 

洗剤や入浴剤とは
一緒に使えないので注意すること

 二槽式洗濯機などで、柔軟仕上げ剤を使ったあとに洗剤を足して洗ってしまったり、入浴剤の入っているお風呂の残り湯で柔軟仕上げ剤を使うのは避けましょう。
 柔軟仕上げ剤は陽イオン界面活性剤を主成分とし、洗剤などは、陰イオン界面活性剤を主成分としているので、反応し合って効力を無くしてしまうからです。

LESSON4:家庭用洗剤の扱い方

 

のりづけでは、パリット感!
柔軟剤とブレンドでしなやかさ+シャキット感!

 のりづけは、衣類の型くずれを防ぎハリを持たせるだけでなく、光沢を与えたり、汚れをおとしやすくするなどの特典があります。シーツ、テーブルクロス、綿100%の衣類などは、のりづけして使いたいもの。
 また、のりと柔軟剤をブレンドして使うと、シャッキト感としなやかさが同時に味わえます。

 

のりの種類には、でんぷんのりと
科学のりがある

 せんたくのりには、粉末、乳液タイプ、スプレー式などがあり、その成分も微妙に違っています。最近は科学のりが主流ですが、でんぷんのりにも捨てがたい良さがあります。
成分をよく確かめて用途に合ったのりを上手に利用したいものです。


部分的なのりづけは、
スプレーのりが便利

 プラウス、ワイシャツなどの襟や袖口だけをパリッとさせたいときはスプレーのりがおすすめです。
 硬さは好みで調整できるので、必要な部分に薄くスプレーしてはアイロンをかける繰り返しで硬くしていくのがコツ。
 また、スプレーのりは、でんぷんを主分としているため、長期間保管する衣類の場合は、カビに要注意。

 


大物や枚数が多いときは、
洗濯機で。

 シーツなどの大物やワイシャツなど何枚ものりづけするときは、洗濯機が便利です。すすぎのあと水を3分の2に減らし、ムラを防ぐために必ず洗濯機を回しながらのりを適量加え、3〜5分回します。
 あとは軽く脱水して干します。水分が多すぎてダラ干しになるとのりが下にたまってしまうので注意。

 

柔軟仕上げ剤は使用濃度を
よく守って。

 柔軟仕上げ剤は入れすぎると吸水性が低下してしまいます。必要量を必ず守りましょう。また吸水性をポイントとするスポーツウエア、タオル、赤ちゃんのおむつなどには、専用タイプがあります。

干す前のしわのばしで
アイロンかけがラクラク

 洗濯ものをシワにしないためには脱水が終わったらすぐに干すのがポイントです。ワイシャツなどは、全体をたたいたり、縫い目の部分を引っ張ったりニット・シーツ・スカート・スラックスなどは、たたんでたたいたり、振りさばいたりが大切です。

ニット類は、平干しを。

 普通洗濯ものは吊るし干しですが、伸びや、型くずれをおこしやすいニット類は、平らなところに寝かせて干す平干しにします。

毛、シルク、色・柄物
さらにおしゃれ着などは、陰干しに。

 衣類によっては直射日光が当たると色あせや黄ばみを起こすものがあるので要注意です。干す前に取扱い絵表示の確認が大切ですが、毛・シルク・ナイロン・ポリウレタン・色・柄物や、白さを大切にしたいもの、おしゃれ着は、陰干しが安心です。

LESSON5:シミ抜きテクニック

 

シミの手当は早いほどよい
応急処置は、こすらずに、たたく

 シミは応急処置をしておけば簡単に落とせます。時間がたてばたつほど落ちにくくなり、外出先でもしシミをつけたら、まず応急処置をしておくとシミ抜きが簡単にできます。
 水分を含んだシミなら、ハンカチかティッシュペーパーに水を含ませ、シミの部分をたたいておきます。油分を含んでいるシミなら、水でぬらさないで、ハンカチかティッシュペーパーで油を吸い取り、こすらないようにしましょう。シミ抜きは1週間以内にしてしまいましょう。

シミは水か油によって後処理が違う
シミの種類がわからなければ霧を吹いて

 シミの種類には大きく分けて、水溶性と油溶性、それに不溶性があります。しょうゆ、ジュース、コーヒー、汗など水に溶けるものは水溶性。チョコレート、口紅、ドレッシングなど油分を含むのが油性のシミです。また墨汁泥はねなどは不溶性のシミです。わかりにくいシミは、シミの部分に霧を吹き水がしみ込めば水溶性、しみ込まなければ油性のシミと判断できます。


水性のシミは中性洗剤
油性はベンジンで落とします。

 水性のシミであれば、水かぬるま湯で落ちますが、しつこいシミは中性洗剤を使って落とします。
 油性のシミにはベンジン・アルコールなどを使い、落ちないときは中性洗剤を使います。
 中性洗剤は、蛍光剤の入っていないものが、水性・油性のシミに効果があります。さらに素材に合った漂白剤でシミ抜きをします。

 


シミ抜きは手順を守って
簡単な方法から段階的に行います。

 シミ抜きは、生地をたたいたり漂白したりと衣類に負担をかけるので、なるべく負担の少ないものから徐々に始めてシミを落とすよう心がけましょう。
 基本手順を守り、水からぬるま湯、そして洗剤やベンジン、それでも落ちなければ漂白剤と段階的に行うことが大切です。

 

輪ジミ防止は、
シミのまわりをぬらしておきます。

 シミ抜きのとき注意したいのが輪ジミです。シミ抜き剤をつけたとき溶けたシミの成分がまわりに広がり、輪ジミができる場合があります。
 輪ジミを防ぐには、シミのまわりに使う溶剤や水をスプレーして、ぬらしておきます。また、衣装の汚れからも輪ジミができますので、シミ抜きのときはシミのまわりの汚れやホコリを取りのぞいてからシミ抜きをしましょう。

 

LESSON6:アイロンかけ上達のコツ

ドライとスチームをうまく使い
こなしてアイロン上手に。

 ドライアイロンは、スプレーのりを使うときや合成繊維の衣類(ポリエステルなど)にかけるときなど、あらかじめ湿り気を与えないとシワがのびないものに使います。また、のりづけした綿のワイシャツ・シーツは十分に霧吹きしてから、シルクのスカーフなどは脱水後すぐドライで仕上がりがきれいです。
 スチームアイロンは、ニット類に使います。ふんわり仕上げたいウール、ズボンの折目つけに。

 

アイロンかけは細部が先、
メインの身頃はあとで。

 最初に衿や袖、裏地などの細かい部分を先にかけ、身頃などの広く目だつところはあとにするとシワを作らず上手に仕上がります。衿などは最後にもう一度押さえて終わりです。
 

アイロンかけは低温のものから先に。
裏付き衣類は、裏から先にかけるのがコツ。

 表地が綿や麻の場合は高温でアイロンをかけるので、裏地も高温でかけてとかしてしまうことも。
 ふつう裏地はポリエステルやキュプラなどで中温が適正。温度調節を必ずして裏地から先にかけましょう。

 


ひざが出てしまったスラックスは
スチームたっぷりあてて直せます。

 スラックスの折山が中央にくるようにして両足を並べておき、ひざのたるんだところにアイロンをらせん状に回しながら、スチームをたっぷりふきかけます。押しつけたり、こすったりは絶対いけません。最後に、当て布をして折り山をつけてOKです。

 

テカリをとるにはスチームアイロンと
ブラッシングでケバ立て。

 制服などで繊維がアイロンかけの圧力で寝てしまったり、表面がすり切れたりしたときにテカリがおきます。これを手軽にとるには、スチームアイロンを浮かせてたっぷりとスチームを当て、さらに歯ブラシを使って生地の表面をこすってケバ立てるようにし、再度スチームをかければOK。

 



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